2018年2月17日土曜日

テラドローンのテラマッパーを試す。

こんかいはドローンを利用した三次元測量ソフトであるテラマッパーを試してみます。

トライアルの申し込み
下記のサイトからトライアルを申し込みましょう。
https://mapper.terra-drone.net/
二週間有効のライセンスキーをメールでいただけます。

インストール開始
 日本語を選択します。

テラドローンのサンプルファイルを準備する
ダウンロード先はアドレスはライセンスキーを取得した際にメールに書かれています。
メールで送られてきたライセンスキーを入力しましょう。
 完了すると次のような画面になります。
 サンプルファイルもダウンロードしましょう。
ライセンスキーのダウンロード先のリンクがあります。
テラマッパーで新規プロジェクトを作成
Microsoft One Driveの共有フォルダーに入ります。
左上のダウンロードをクリックしてZipファイルとして取得します。
4Kで撮影された写真ばかりですのでかなり重たいですね。
ブログ執筆時点でサンプルファイルは二つ準備されています。
家屋が撮影されている69枚の写真で構成されたもので575MB以上
土木工事現場の364枚のものは3.1GB以上になります。
ダウンロードが終了したら展開しておきます。


先ほど展開した写真をすべて選択します(Ctlr+Aが便利)

飛行軌跡インポータが開きます。
ここで機体(ドローン)と座標系を選択します。
機体とExifデータを選択しました。
座標はWGS84で良いようです。

正常に読み込まれました。
なお、GCPを設定する場合は日本の座標を選択する必要があります。
飛行軌跡を確認します。
カメラ位置調節を行います。
家屋のサンプルデーターは写真数が少ないので「低速」を選択
高度は「60m」としました。
OKすると処理が走ります。
いきなりかなりメモリを使用しながら25分程度の処理時間でした。
これで低密度の点群データが作成されました。
高密度の点群を生成してみましょう。
ウインドウ下部の点群生成をクリックします。

50分以上かかりました。

 無事に点群が生成されました。
 測定ツールで測定してみましょう。
サンプルデータに撮影されている車の車長を測定します。
3.9mでした。

OpenDroneMapでも同じサンプルデータを利用してGeoTiffを作成、QGISで長さを測定してみました。
OpenDroneMapでもほぼ同じ数値になりました。