2018年1月30日火曜日

ドローンのメンテナンス

本日は所有しているドローンのメンテナンスを行いました。

いつも次の項目をチェックしています。
外観異常の有無
ネジの緩みの有無(増し締めします)
センサーエラーのチェック
プロポのアンテナやスティックの異常がないか
バッテリー電圧、セルバランスの確認
プロペラの傷

Inspire1は問題がありませんでした。
ところが最近飛行させていないPhantom2はとても構ってちゃんだからか
ネジがところどころ緩んでいました。

気温変化が原因でしょうか?
飛行させてない機体ほど気をつけたほうが良いです。
しっかり増し締めして試運転しておきました。


2018年1月14日日曜日

古いAdroidタブレットをマルチディスプレイ(HDMI)として使用する。

古いAndroidタブレットがあるのですが使いみちがあまりありません。
売るべきか悩んでいたときに、もう一台液晶ディスプレイが欲しいなあと思う案件が出てきました。
新たに液晶ディスプレイに出資するのももったいないと思っています。

そこで、この余ったAndroidタブレットをHDMI入力に対応した液晶モニターとして使用できないかと思いついたのです。

用意したもの
PC(HDMI出力ができるもの)
HDMIケーブル
USBゲームキャプチャー(HDMIの映像をUSBカメラに変換)
マイクロUSB OTGケーブル(Androidタブレットに外部USBを利用できるようにする)
Androidタブレット(今回使用したのはTOSHIBA AT501)
FPViewer(Androidアプリ、USBカメラの映像を表示できる)

方法
Androidタブレットにもよりますが、OTGケーブルを利用することでUSB機器を利用できます。パソコンからの映像をUSBカメラとして認識させることでAndroidタブレットにパソコンの映像を映し出します。このためにUSBゲームキャプチャーを利用してパソコンからHDMI出力接続された信号をUSBカメラとして認識させます。その映像はカメラアプリで表示させることができます。

結果
写真のようにセカンドディスプレイとして利用することができました。
タブレットから伸びている白いケーブルがOTGケーブルです。
青いケーブルはゲームキャプチャーに付属していたUSBケーブルです。
緑色のランプが点灯しているものがゲームキャプチャー。
無事に画面のクローンができました。これでAndroidタブレットをマルチモニターとして利用することができます。

しかし、ゲームキャプチャーが安物であるため、にじんで表示されます。
細かいテキストを読むのはしんどいですね。

とはいえ、バッテリー駆動するセカンドディスプレイとして利用することができました。

ハマリポイント
当初Androidタブレットがゲームキャプチャーを認識してくれませんでした。しかしこれはAndroidタブレットの開発者モードでUSBデバッグをONにしていたことが原因でした。これをOFFにすることで認識されました。

これ、ラズベリーパイ(Raspberry pi)などシングルボードコンピューターの画面としても使えそう。

2018年1月3日水曜日

ドローンとパソコンを繋いでシュミレーターを動かす

ドローンは空飛ぶパソコンみたいなものです。

ドローンとパソコンを繋ぐことで様々な設定やテストが可能です。
機体設定は概ねスマートデバイス(アンドロイドやiPad)で出来るわけで、あまりパソコンに接続はしません。

どんな場合に接続するのか?

アプリケーションを開発しシュミレーションする場合。

つまり、開発者向けですね。
今回ドローンを制御するプログラムが必要になったため
そのテストを兼ねてシュミレーションを行うことにしました。

ドライバやシュミレーターは開発者向けのサイトにしかありません。
このためDJI DEVELOPERに登録する必要があります。
実はDJI製品は開発者登録をすると、DJIが制御を許可している範囲でいろいろな開発を行うことが出来ます。

次のページから登録をします。
https://developer.dji.com/

パソコンはプリンターなどの周辺機器を繋ぐときにそれぞれの機器にあったドライバをインストールする必要があります。
ドローンを接続する場合も同じでドライバが必要です。

MOBILE SDKのページからTOOLSの最後にドライバがあります。
ここではWindows10 64bit とInspire1を接続するのでWIN Driver Installerをダウンロードします。

ところがこのWIN Driver Installerですが、なぜかダウンロードに失敗します。
これはChromeに何らかの問題がある可能性もあります。
Microsoft Edgeでは正常にダウンロードできました。

これを解凍し、次の画面が出たらドローンとパソコンをUSBケーブルで接続します。
セットアップウィザードに沿って進めていきます。

同様にシミュレーターもダウンロードしてインストールしましょう。
DJI PC Simulator Installer & User Manualをダウンロード、インストールを行います。
機体をPCと接続した状態でシミュレーターを起動します。
次のような画面が開きます。シミュレーターの設定画面です。
この中でLatitudeとLongitudeがシミュレーター開始時の機体座標となります。
Display simulatorボタンでシミュレーターウインドウが開きます。
Start Simulationボタンでパソコンと接続されている機体がシミュレーターモードになります。
プロポで操作できますが、万が一のことを考えてプロペラは外しておきましょう。
これで作成したプログラムが正しく動くかシミュレーション出来るようになりました。