2018年1月3日水曜日

ドローンとパソコンを繋いでシュミレーターを動かす

ドローンは空飛ぶパソコンみたいなものです。

ドローンとパソコンを繋ぐことで様々な設定やテストが可能です。
機体設定は概ねスマートデバイス(アンドロイドやiPad)で出来るわけで、あまりパソコンに接続はしません。

どんな場合に接続するのか?

アプリケーションを開発しシュミレーションする場合。

つまり、開発者向けですね。
今回ドローンを制御するプログラムが必要になったため
そのテストを兼ねてシュミレーションを行うことにしました。

ドライバやシュミレーターは開発者向けのサイトにしかありません。
このためDJI DEVELOPERに登録する必要があります。
実はDJI製品は開発者登録をすると、DJIが制御を許可している範囲でいろいろな開発を行うことが出来ます。

次のページから登録をします。
https://developer.dji.com/

パソコンはプリンターなどの周辺機器を繋ぐときにそれぞれの機器にあったドライバをインストールする必要があります。
ドローンを接続する場合も同じでドライバが必要です。

MOBILE SDKのページからTOOLSの最後にドライバがあります。
ここではWindows10 64bit とInspire1を接続するのでWIN Driver Installerをダウンロードします。

ところがこのWIN Driver Installerですが、なぜかダウンロードに失敗します。
これはChromeに何らかの問題がある可能性もあります。
Microsoft Edgeでは正常にダウンロードできました。

これを解凍し、次の画面が出たらドローンとパソコンをUSBケーブルで接続します。
セットアップウィザードに沿って進めていきます。

同様にシミュレーターもダウンロードしてインストールしましょう。
DJI PC Simulator Installer & User Manualをダウンロード、インストールを行います。
機体をPCと接続した状態でシミュレーターを起動します。
次のような画面が開きます。シミュレーターの設定画面です。
この中でLatitudeとLongitudeがシミュレーター開始時の機体座標となります。
Display simulatorボタンでシミュレーターウインドウが開きます。
Start Simulationボタンでパソコンと接続されている機体がシミュレーターモードになります。
プロポで操作できますが、万が一のことを考えてプロペラは外しておきましょう。
これで作成したプログラムが正しく動くかシミュレーション出来るようになりました。



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