2018年1月14日日曜日

古いAdroidタブレットをマルチディスプレイ(HDMI)として使用する。

古いAndroidタブレットがあるのですが使いみちがあまりありません。
売るべきか悩んでいたときに、もう一台液晶ディスプレイが欲しいなあと思う案件が出てきました。
新たに液晶ディスプレイに出資するのももったいないと思っています。

そこで、この余ったAndroidタブレットをHDMI入力に対応した液晶モニターとして使用できないかと思いついたのです。

用意したもの
PC(HDMI出力ができるもの)
HDMIケーブル
USBゲームキャプチャー(HDMIの映像をUSBカメラに変換)
マイクロUSB OTGケーブル(Androidタブレットに外部USBを利用できるようにする)
Androidタブレット(今回使用したのはTOSHIBA AT501)
FPViewer(Androidアプリ、USBカメラの映像を表示できる)

方法
Androidタブレットにもよりますが、OTGケーブルを利用することでUSB機器を利用できます。パソコンからの映像をUSBカメラとして認識させることでAndroidタブレットにパソコンの映像を映し出します。このためにUSBゲームキャプチャーを利用してパソコンからHDMI出力接続された信号をUSBカメラとして認識させます。その映像はカメラアプリで表示させることができます。

結果
写真のようにセカンドディスプレイとして利用することができました。
タブレットから伸びている白いケーブルがOTGケーブルです。
青いケーブルはゲームキャプチャーに付属していたUSBケーブルです。
緑色のランプが点灯しているものがゲームキャプチャー。
無事に画面のクローンができました。これでAndroidタブレットをマルチモニターとして利用することができます。

しかし、ゲームキャプチャーが安物であるため、にじんで表示されます。
細かいテキストを読むのはしんどいですね。

とはいえ、バッテリー駆動するセカンドディスプレイとして利用することができました。

ハマリポイント
当初Androidタブレットがゲームキャプチャーを認識してくれませんでした。しかしこれはAndroidタブレットの開発者モードでUSBデバッグをONにしていたことが原因でした。これをOFFにすることで認識されました。

これ、ラズベリーパイ(Raspberry pi)などシングルボードコンピューターの画面としても使えそう。

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